一般財団法人 公園財団
2014年入団 収益事業担当

<入団からこれまでの経歴>
●2014年~2016年/入団1年目~3年目
ひたち管理センター 収益事業担当
売店運営、レンタサイクル運営、経理業務
●2017年~2019年/入団4年目~6年目
森林公園管理センター 収益事業担当
駐車場運営、レンタサイクル運営、販促施策推進
●2020年~現在/入団7年目~現在
海の中道管理センター 収益事業担当
売店運営、カフェリニューアル、経理業務
財団への志望動機
観光地における人々の行動心理やまちづくりを学んだ経験を活かしたいと思い、志望しました。私にとっての公園は、「人々が有意義な時間を過ごす場所」です。各公園ならではの魅力を突き詰め、「どのように人々に楽しんでもらえるかを考えたい」という興味が入団のきっかけになりました。公園は遊具や花修景を整備して完了する場所ではなく、利用する人がいて初めて成立する点に魅力があります。公園を訪れる人の数だけ楽しみ方が無限にあり、興味が尽きない仕事です。公園財団の業務は多岐にわたるため、植物や花修景の専門知識がなくても、自分の強みを活かせる多彩な環境があるのではないかと考え、志望しました。
現在担当している仕事内容
財団直営の飲食物販施設の管理に加え、協力会社への衛生指導や啓発、イベント開催時に食の安全が確保できるよう各種手続きや指導するといった「公園を訪れる人々の安全安心を支える仕事」の一部を担当しています。
上記と同時並行で、公園の新しい過ごし方やサービスを企画・提案する場面があり、分析や試行錯誤を繰り返しながら「こんな公園になったらいいな」を形にする仕事の一部も担当しています。具体的には、園内の既存売店を「多様な人々が集うコミュニティカフェ」にリニューアルするプロジェクトに携わり、自分自身の得意分野や業務の経験を活かしながら、新しい公園の魅力創出に努めています。
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今後チャレンジしたいこと
現在、リニューアルに携わったカフェ内で出た生ごみの一部を堆肥化する試みを実践しています。生ごみの養分を吸収した堆肥を活用し、カフェ周辺を花装飾するほか、家庭用プランターで簡単な野菜を育て、その一部をカフェメニューにとしてお客様に提供する仕組みづくりにチャレンジしたいと考えています。「生ごみ→堆肥化→花や作物を育てる→カフェにひとが集まる→見て食べて楽しむ→また生ごみが出る→堆肥化…」といった「循環型の仕組み」を公園の中に創出することが目標です。家庭内で出た生ごみを堆肥化するための初心者向け講座も実践しています。「循環型の仕組み」に公園の中で出会ってもらえるような取り組みを継続していきます。
入団してわかった財団の魅力
公園財団の業務は多岐にわたるため、自分の強みを活かせる多彩な環境があることが魅力です。その多彩な環境の中で「自分自身が思い描く理想の公園」を創出するための土壌があり、国営公園や都市公園の管理運営を長年背負ってきた確かな実績があるところが強みです。自分自身の苦手分野があっても、各方面でのスペシャリストが多数在籍しているため、組織力を活かし、より良い公園の実現に挑戦できる風土があるところに魅力があります。社会に求められる公園の役割は常に変化するため、決して飽きることなく挑戦できる組織です。
学生へのメッセージ
公園財団の仕事をしていく中で「こんな業務を自分が担当するとは思わなかった」と驚く場面が必ずあると思います。多彩な環境だからこそ翻弄される可能性があります。当然、辛いこともありますが、「適応力」がとても大切な仕事だと私は考えています。求められていることが公園によって異なり、その役割は刻一刻と変化します。変化に適応し、挑戦する気持ちを忘れないことが大事だと日々実感しています。転勤も多いため、どのような公園に配属されても、その環境に適応し、挑戦し続けられる人が向いている仕事です。
休日の過ごし方
家族で出かけることが多いです。その場所でしか体験できないことを大事にしています。出かけた先でみた景色や美味しかったものが、自分にとっての引き出しやヒントになると考えています。公園に限らず、水族館やテーマパーク、まちにあるカフェや喫茶店等で過ごす時間を大切にしています。