＜入団からこれまでの経歴＞
●2021年～2022年／入団1年目～2年目
みちのく公園管理センター　植物管理担当
植物管理業務全般

●2023年～現在／入団3年目～現在
ひたち公園管理センター　植物管理担当
植物管理業務、大規模花修景担当

財団への志望動機

財団への志望動機は大きく分けて二つあります。
１.大学時代に造園科学科とで、公園の歴史や設計・デザイン、公園に関する法規、植栽、マネジメントなど様々なことを学びました。そういった知識を総合的に生かせる仕事をしたいと考えた時に、全国の国営公園を数多く管理している、公園財団を知り、志望しました。
２.幼少期に訪れた地元の滝野すずらん丘陵公園において、どこまでも続く広大な敷地や、好奇心をそそられる遊具の数々、自然を生かしたイベントなど、日常ではなかなか味わえない非日常の空間という印象が強く、そんな公園を職場として、働いてみたいと思ったことが公園財団を志望した理由です。

現在担当している仕事内容

主に、植物をお客様に楽しんでいただく、花修景という業務に携わっています。
業務の中で最も重要なことは、みはらしの丘のネモフィラ、コキア、コスモスといった植物をきれいな状態でお客様にご覧いただくことです。非常に難しく、思い通りにいかないことが多く毎年苦労していますが、みはらしの丘を見にお越しくださるお客様が多くいらっしゃるので、大きなやりがいを感じております。
その他に、チューリップの修景やウェルカムガーデンなどデザインを行う業務も行っています。そこでは花の色味や高さ、咲き方の組み合わせを考え、お客様からどのように見られているかを意識しデザインを検討し、きれいに咲かせるところまでが業務となります。自分の想像力次第で、いかようにも変わっていくところが、答えのない難しさではありますが、自分の思惑通りの修景ができ、お客様に喜んでいただけると、非常に達成感があります。

今後チャレンジしたいこと

かなり難しいことではありますが、新しい花材を使った新たな修景づくりに取り組んでいきたいです。
みはらしの丘で業務をする中で常に感じることが、この場所でネモフィラやコキアを導入された方々の功績の大きさです。ネモフィラ、コキアというそれまでの花修景において一般的ではなかった植物を、丘をきれいに彩るという思いで模索し、花材を検討し、安定した修景に至るまでの試行錯誤の道のりには感銘を受けました。
自分も花修景に携わる業務を行う者として、みはらしの丘に限らず新しい花の見せ方に挑戦すべく業務を行っていきたいと思います。

入団してわかった財団の魅力

他の職場の経験がないので、比較が難しいですが、公園や緑地が職場であるということが、財団の魅力であるように思います。
公園が職場であることの魅力として、第一に自然を近くに感じながら業務ができ、園内で仕事をすることも多いので、運動不足の解消にもつながります。結果、適度に心身がリラックスされ仕事のモチベーションや生産性の向上につながっていくと思います。
また、管理している公園が素晴らしい場所というのも魅力だと思います。自分は「みちのく杜の湖畔公園」と「ひたち海浜公園」の2公園で勤務しましたが、それぞれ湖畔公園と海浜公園で全く特性が異なりますが、周辺の自然と溶け合いながら素晴らしい景観を誇っています。
そのような素晴らしい公園を全国規模で管理しているというのは、財団の持つ魅力だと思っております。

学生へのメッセージ

就職活動をするにあたって、自分の将来像ややりたいことを明確にしなくてはならないように思うと思いますが、なかなかそういった出会いやきっかけというのはないと思います。
公園管理の仕事は非常に多岐にわたります。自分のように植物を扱う業務もあれば、公園を運営するためのインフラや施設を管理する業務、情報発信の広報やイベントを企画する業務に、総務・経理など公園の管理の仕事は非常に多岐にわたります。
また、全国の公園に勤務する中で公園の仕事以外にも、自分の可能性を広げるきっかけがあるように思います。
自分の可能性を広げるという意味でも、公園財団で一生懸命働くことで、本当の自分のやりたいことに出会えるきっかけになると思うので、公園財団への就職もいいのではないかと思います。

休日の過ごし方

休日は幼少期から続けているテニスをすることが多いです。
運動をしてリフレッシュになるのももちろんですが、転勤が多い仕事なので、テニスを通じて地域の人たちや職場の方々と仲良くなるきっかけになるのは学生時代には思いもよらないことでした。テニスは一人ではできないので、相手探しから始めなくてはなりませんが、転勤先に知り合いがいないときはいい友達探しのきっかけにもなってくれます。ありがたいです。茨城に来てからは、なかなか試合に出ていないので機会を見つけて参加してみたいです。
また、テニスは生涯スポーツなので、今後年齢を重ねても続けていけるので、今後も気長に続けていきたいなと思います。