＜入団からこれまでの経歴＞
●2017年～2019年／入団１年目～３年目
　海の中道海浜公園　企画担当
　各種イベント運営、ボランティア対応担当　など

●2019年～2023年／入団3年目～6年目
　吉野ケ里歴史公園　企画担当
　各種イベント運営、ボランティア対応担当、案内スタッフの管理　など

●2023年～2025年／入団6年目～8年目
本部企画部
　企画提案書作成　など

●2025年～現在／8年目～現在
海の森公園　施設・清掃・利用指導担当
　巡視・清掃スタッフの管理、施設の維持管理　など

財団への志望動機

私は学生の頃から環境に興味があり、漠然と自然環境に関わる仕事をしたいと考えていました。就職活動の時期が近づく中で、改めてやりたいことを考えていた時に歴史的な建物に関わる仕事か自然豊かな公園で働く仕事で迷いましたが、やはり昔から考えていた自然と触れ合える公園で働きたいと思いました。そこで求人サイトで調べたところ、公園財団を見つけました。業務内容を見たところ、全国で公園緑地等の管理、植物管理・企画などを行っており、自分の中で考えていた内容に近いなと思い応募しました。

現在担当している仕事内容

施設の管理や利用指導、巡視・清掃スタッフの管理を担当しています。トイレや事務所、電気設備など公園の運営に欠かせない施設をトラブルなく稼働させるために、清掃や草刈り、日常点検の実施、不具合があった場合の業者の手配を行っています。また、すべての作業を業者に任せるのではなく、自分たちで修繕できるものは直営で対応しています。その他にも巡視・清掃スタッフと打ち合わせを行い、園内に異常がないかの確認もしています。
施設に関するトラブルは来園者の満足度を低下させたり、ケガにつながる可能性があるため、常に細心の注意を払い業務に取り組んでいます。

今後チャレンジしたいこと

勤務している公園は開園から1年未満であり、日々発生するトラブルも初めてのことが多くどのように対処すべきか戸惑うことがあります。そこで、トラブルが発生した際に対処方法をまとめ、今後同様のトラブルが起きた際に、誰でも速やかに対処できるようにしていきたいと思っています。
また設備の些細な不具合が毎日のように発生しています。その都度、業者に依頼していては費用や時間がかかります。そのため、設備や機器の仕組みを学びながら自分で対処できることをどんどん増やしていきたいと考えています。

入団してわかった財団の魅力

財団の魅力は、様々な地域で仕事ができることです。財団が管理している公園は全国にあるため、各地域ならではの雰囲気を感じながら仕事をすることができます。私は企画担当として、地域の祭りや伝統的な体験イベントの受け入れ及び企画・運営に携わることがありました。規模が大きいイベントは安全管理などが非常に大変ですが、それらを間近で見ることができるのはとても楽しいです。また、配属先によっては地域の有名なイベントやお祭りに業務として参加することもあります。公園を宣伝しつつ地元のイベントの雰囲気を楽しむことができたのは、私にとって非常に良い経験でした。

学生へのメッセージ

公園の業務は多岐にわたるため入団する際、自分はやっていけるのか不安に思うことが多々ありました。公園に配属された後、自分なりに試行錯誤を重ねながら難題に直面した際には先輩方の助けを借りたりして今まで仕事を続けることが出来ました。何か困ったことがあった場合は助けてくれる職場環境です。
また転勤が多い会社なので、様々な地域で働きたい方に向いている仕事だと思います。毎年、配属先の希望を出せる制度もあります。必ずしも希望どおりになることはないかもしれませんが、親身になって話を聞いてくれる会社です。

休日の過ごし方

私は歴史的な建造物が好きなためよく旅行に行きます。お金の関係もあり旅行に行けないときは、インターネットやYouTube、マップなどを活用しながらほぼ毎日のように調べています。また、車の運転中や街を歩いている際にも無意識に何かないかなと探してしまいます。そんな時にふと現れる茅葺き屋根や古民家を見つけては感動しています。右の写真は熊本県荒尾市にある三井炭鉱の万田坑です。廃墟みたいに見えますが「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の一つとして世界文化遺産に登録されています。このように大切に保存されていることに感謝しながら歩いています。