都市公園の管理

淀川河川公園

淀川河川公園

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主な業務実績

業務期間

平成25年04月~【現在管理運営中】(淀川河川公園マネジメント共同体)

うるおいと憩いの空間

淀川河川公園は淀川河口部から桂川・宇治川・木津川が合流する三川合流部までの約37㎞・約1,216ha(計画面積)の河川敷を敷地とする日本で最初の国営の河川公園です。
現在までに241.17ha・40地区(内2地区は工事のため長期休園中)が開園し、沿川住民を始め多くの方の憩いの場となっています。淀川河川公園は都市では希少となった自然に親しめる空間でありながら、スポーツやレジャーを楽しめる公園として自然環境保全や川と人とのつながりを大切にし次世代に伝えられる公園を目指しています。

淀川三川が紡ぐ歴史と桜の地「背割堤地区」(京都府八幡市)

背割堤地区は桂川、宇治川、木津川が合流する三川合流の地に位置し、淀川随一の桜並木が見どころの地区です。1.4㎞ある堤防の端から端までを約220本の桜が、春はピンク、秋は紅葉し金色のトンネルをつくり、毎年多くの方にご来園いただいています。
背割堤地区では、桜の開花時期の3月末から4月上旬にかけて行われる「背割堤さくらまつり」をはじめ、地元で採れた農産物や地元食材を使用した料理、クラフト作品などの販売を行う「三川マルシェ」などのイベントを開催しています。
背割堤地区に隣接する「さくらであい館」は、三川合流域の地域間交流、地域振興、周遊観光の拠点として、散策やサイクリングの休息場としてご利用できるほか、地域の催し、講習会やコミュニティ活動の場として利用できるレンタルスペースも備えています。さくらであい館のシンボルの展望塔は地上約25mの展望スペースからは、背割堤の桜並木や天王山、男山など美しい自然・風景が360度大パノラマの眺望が楽しめます。
また、館内では、オリジナルグッズや地元野菜の販売なども行っているほか、自転車用ラックを設置し、空気入れの貸出や軽微な補修部品の販売、レンタサイクル貸出等、サイクリストのための一大拠点ともなっています。

人と水がふれあう空間「枚方地区」(大阪府枚方市)

枚方地区では、旧東海道枚方宿で開催されている手作り市「枚方宿くらわんか五六市」と合わせた「枚方宿みなと五六市」の開催や、かつて盛んであった淀川の舟運を再活性化する試みとして実施されている、大阪天満橋・八軒家浜船着場を結ぶ水上バスの定期運航の枚方船着場があるなど、地域と協力し魅力を高め、にぎわいの創出に取り組んでいます。
また、多くのマラソン大会の会場となっているほか、上流部の水辺や草原では多くの野鳥の観察ができることから、野鳥観察会などのイベントも行っています。

都心の憩いのスポット「西中島地区・十三野草地区」(大阪府大阪市淀川区)

淀川の自然と大阪梅田の高層ビル群に囲まれた特徴的な風景の西中島地区・十三野草地区では、自然と親しむ都市型アウトドアイベント「淀川アーバンフロント」や「アーバンマルシェ」、「なにわ淀川マラソン」、「よどがわ河川敷フェスティバル」など様々なイベントを開催しています。
ハイシーズンの西中島地区では平日休日を問わず多くの方がBBQを楽しんでいます。そこで、西中島地区ではBBQエリアへの入場を有料にすることで、ゴミの回収・処分やトイレの充実化、警備員配置等の環境整備にかかる費用に充てる取り組みも行っています。結果、「BBQ利用による市街地へのゴミ投棄が無くなった」、「利用者がゴミを持ち帰らずにすむため、便利である」、「公園利用者のマナーアップが見られる」等の多くの好評価の意見をいただくことができました。
また、隣接する十三野草地区にはヨシ原や干潟など自然豊かな環境があり、干潟で行うシジミなどの汽水域に棲む生き物たちを観察できる自然観察会を開催しています。

公園の概要

所在地 ・大阪府
大阪市、守口市、寝屋川市、枚方市、摂津市、高槻市、三島郡島本町
・京都府
乙訓郡大山崎町、八幡市
管理面積 241.17ha
開園 昭和48年7月20日
公式ホームページ https://www.yodogawa-park.jp/