都市公園の管理

国営滝野すずらん丘陵公園

滝野すずらん丘陵公園1

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主な業務実績

業務期間

昭和58年07月~平成22年03月
平成22年04月~【現在管理運営中】(札幌市公園緑化協会共同体)

夏季の花修景強化による公園利用の促進(平成28年度~)

夏の利用促進を図るため、これまでのメコノプシス(ヒマラヤの青いケシ)、ラベンダーに、アリウム、ネペタといった花を追加、更にヒマワリを植栽することで、夏空に涼しげな青い花と鮮やかな黄色いビタミンカラーの相乗効果による魅力向上に取り組んでいます。

冬季アクティビティの充実による冬季利用促進化

北海道開発局が進める「冬トピア」事業のもと、冬季利用に配慮した公園づくりに積極的に取り組んできましたが、平成11年度のスキーゲレンデ供用開始を受け、それまでの歩くスキー中心からゲレンデスキーやチューブそり、スノーシューコースといった冬季アクティビティの充実化を図ってきました。近年では、新たに雪の上を走るスノーマラソンコースを新設、圧雪整備された車の来ないコースで安全にマラソンを楽しめることから人気を博しています。また、多様なニーズに応えるべく、ハンディキャプトを対象としたスキー入門教室をはじめ、クロスカントリースキーステップアップレッスン、歩くスキー初心者向け講習会、子供たちを対象にしたゲレンデスキー初級者スクールなど各種講習会も行っています。

滝野の森における多様なプログラム展開による新たな利用者層の確保

平成21~22年度にかけてオープンした滝野の森ゾーンでは、滝野の森クラブボランティアや地元の各種団体、学生のみなさんと連携し、当公園の中でも自然度が高く多様な植生、環境を有する森を活用した様々なプログラムを構築、展開してきました。あわせて、音楽や健康づくりなどをテーマにしたプログラムも行うことにより、ファミリー層以外のお客様にもご利用いただくきっかけとなっているほかリピート利用率も高まりつつあります。

ヒグマ侵入を防ぐ取り組み

公園の南側を占める滝野の森ゾーンは支笏洞爺国立公園につながる広大な森の一部になっており、豊かな自然環境に恵まれています。そのため、公園の利用者にとって安全を脅かす恐れのあるヒグマが近隣に生息しており、公園内に侵入しないよう対策が求められています。ヒグマの監視カメラを設置して、日々公園内に侵入がないか確認するだけでなく、適宜公園の周囲に張り巡らされたヒグマ侵入防止柵を点検するなど、利用者に安心して楽しんでいただける取り組みを行っています。

公園の概要

所在地 札幌市南区
開園面積 395.7ha
開園 昭和58年開園(平成22年全園開園)
公式ホームページ https://www.takinopark.com/