都市公園の管理

国営讃岐まんのう公園

国営讃岐まんのう公園1

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主な業務実績

業務期間

平成10年04月~平成25年3月
平成25年4月~【現在管理運営中】(まんのう公園マネジメント共同体)

地域と育む公園運営

国営讃岐まんのう公園は、“地域とともに育ち、地域とつながっていく公園”を管理運営の重要事項として、自治体をはじめ学校団体など多彩な関係機関や団体との連携事業を行っています。自治体や地域団体と連携したイベント開催や観光事業への参画、イルミネーションイベントにおける学生デザインの導入などのほか、令和2年度に立ち上げた「かがわフラワースマイルプロジェクト」では、香川大学教育学部などと連携し、公園のチューリップの球根を利活用して地域に花を植える活動を行いました。その他、ボランティアを中心とした取り組みとして、各種体験教室の開催、讃岐地方のため池のある里山の保全や森づくりを通した環境学習の場の創出など、市民共同による様々な活動を行っています。

夜型イベントで観光利用を促進

四季の花修景と連動させた季節のイベントを展開していますが、花の少ない冬季はイルミネーションイベント『ウィンターファンタジー』を開催しています。同イベントは、冬の閑散期の利用促進を目的として、平成18年度に小規模・短期間で開始。徐々に規模を拡大し、今では約1か月半の期間に四国内外から約15万人もの方々が訪れるイベントにまで成長しました。起伏のある芝生広場の周囲に描くグランドイルミネーションは、見渡す限りの光に包まれるような圧倒的なスケールが特徴で、見る場所や角度によって様々な景色がお楽しみいただけます。令和2年度夏季には、『コキアライトアップほのか』を初開催。“やさしくほのかな光”をコンセプトに、柔らかなコキアの緑葉をLEDスポットライトで照らし出し、夏の新たな魅力づくりに取り組んでいます。冬季イルミネーションイベントとの差別化を図りながら、四国の夜型観光の新たなコンテンツとして定着させていきたいと考えています。

デジタルツールの活用

IT技術の進化やスマートフォンなどのデジタル端末の普及に伴う変化に対応するため、平成29年にホームページのリニューアルを実施。スマートフォンを使用した際の視認性や操作性を最重視(スマホファースト)しつつ情報の整理とサイト構築を行い、必要な情報がすぐに見つけられようシンプルなデザインを目指しました。サイト内には写真共有アプリと連動したフォトギャラリーを設置し、公園来園者に気軽に参加していただけるようなシステムを導入。春と秋には同システムを活用したフォトコンテストを実施し、利用者満足度の向上と情報発信を兼ねた取り組みとしてブランディングを高めています。また、近年はドローンを使用した動画制作、AR機能を活用したスタンプラリーの開催、インスタグラマーとのタイアップ企画なども行っています。今後もデジタルツールを積極的に活用しながら、公園の魅力度向上や利用促進を図っていきます。

公園の概要

所在地 香川県仲多度郡まんのう町
管理面積 350.0ha
開園 平成10年開園
公式ホームページ https://sanukimannopark.jp